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スマホで太陽光発電


現代科学の進歩は目を見張る。スピードが早くてついて行けない。「なら、ついてくるな」と言われそうだ。一家に一台の電話の時代は大昔の出来事で、今は一人に一台になっている。ちなみにスマホを使っていると使い過ぎで、ときどき充電切れになることがある。


万が一の時のために充電器を持つことがある。でももう大丈夫。スマートフォンの表面を太陽光発電に使用することとなった。充電切れを心配する必要がなくなった。太陽光でなくても屋内の電灯の明かりがあれば充電できてしまう。太陽光を使えば急速充電だ。


今までは技術的課題があり、スマホでの太陽光発電ができなかった。ところができるとわかって投資家が、スマホで太陽光発電会社に殺到した。会社の株も急上昇した。実はこの会社、スマホでの太陽光発電で儲けようとはしていませんでした。


スマホの太陽光発電の開発は全く自信がありませんでした。アイディアがあっただけで技術力もありませんでした。わざと事業の失敗を狙っていました。投資家から出資金を集めるだけ集めて倒産する運びでした。


集めた資金は開発には一切使わず、失敗して倒産したことにして持ち逃げするポンジスキーム詐欺を働こうとしたのです。顧客には配当せず自分たちに配当しているようなものです。詐欺だとばれないように、一応スマホの太陽光発電の開発をしているふりをします。


嘘から出たまことのように技術や知識のない技術者たちが、スマホの太陽光発電を開発してしまいました。“ソーラースマホ・太陽”で商品化しました。またソーラースマホで発電した電気はスマホの充電だけに使わず、売って収益を出すことにも成功しました。


出資した顧客たちには莫大な配当金が入りました。会社はもう倒産する必要はありません。事業の拡大に方向転換しました。その途端、会社の運営が傾き始めました。ソーラースマホの発電能力が高くて、ソーラースマホ・太陽の爆発が続きました。会社は修正スマホが作れず負債を抱えて倒産しました。


負債があっという間に膨らんで資金を持ち逃げできませんでした。国はスマホでのソーラー発電を諦めていません。倒産してももう一度チャンスを与えました。巨額の特別給付金を支給しました。会社は新しいソーラースマホを開発しているふりをして、倒産して特別給付金を持ち逃げしようとしました。


もし開発して新しいソーラースマホを作ったなら、爆発しないように耐用性のある強化ガラスを作らないといけません。今の技術では作れるには作れますが、大変大きく重くなってしまいます。もう携帯としての機能はなく、手軽に持ち運びできません。


そのことが分かってしまったので、当初の予定の倒産をして資金を持ち逃げするということに、事業の方向転換を図りました。その途端、検察がやってきて内部文書が押収されて、会社ぐるみの詐欺行為がばれてしまいました。




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